7601F クラシックスタイル化

 7601Fが7200系登場時のクラシックスタイルに変更されたということで、撮影に出よう出ようと思いつつ、早1ヶ月。ようやく、写真に収めることができました。
 高校時代に1年4ヶ月間目蒲線を利用していたので、赤帯付きにほうが自分には馴染みがあります…。

 もう皆さんはご存知かと思いますが、東急線で活躍する7200系、その改造形式の7600系電車は、この7601Fを残すのみとなってしまいました。7200系はくの字型の、通称「ダイヤモンドカット」と呼ばれる前面が特徴的な車両です。7200系は東横線、田園都市線(現 大井町線含む)、池上線、目蒲線と、当時未開業だった新玉川線区間を除く、東急電車線全線で活躍しました。2000年の目蒲線系統変更に伴い、旅客用車両は引退しました。事業用で残った7200Fも2012年にその役目を終え、7200系は全て引退しました。
 一方7600系は、7200系の車体更新に伴い、モーターをVVVFインバータ化した形式で、7200系から9両が更新されました。主に池上線で活躍し、2000年からは東急多摩川線にも顔を出しています。しかしこちらも、新7000系・1000系1500番台の登場により姿を消し、7601F一本となりました。

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 さて、前置きが長くなりましたが、7601Fは歌舞伎意匠を解かれ、7200系登場時の姿になりました@千鳥町

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側面の赤帯も解かれました@池上 – 蓮沼

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ホーム安全柵があるためわかりにくいですが、これがダイヤモンドカットです@蒲田

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7910Fのクラシックスタイルのときと同様に、車内には説明ステッカーが貼られています@鎌田

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運転台を改造した、デハ7681蒲田寄りの座席です。運転台改造車もこの1両のみとなりました@蒲田

 1000系1500番台の改造の進み具合によっては、そんなに先が長くないかもしれない7601F。ダイヤモンドカットの走りを見守り続けたいです。