東急5050系

系列情報

系列名 5050系
該当形式
  • クハ5150形
  • デハ5250形
  • デハ5350形
  • サハ5450形
  • サハ5550形
  • デハ5650形
  • デハ5750形
  • クハ5850形
製造初年 2004年
最終製造年 2023年
製造車両総数 310両 (5000系から編入された車両を含む)
車両性能
最高速度
120km/h
加速度
3.3km/h/s
減速度(常用)
3.5km/h/s
減速度(非常)
4.5km/h/s
使用路線
  • 東横線
  • 東急新横浜線
直通運転路線
  • 横浜高速鉄道みなとみらい線
  • 東京メトロ副都心線
  • 西武池袋線
  • 西武有楽町線
  • 東武東上線
  • 相鉄本線
  • 相鉄いずみ野線
  • 相鉄新横浜線
概要

5050系は、5000系東横線仕様編成として2004年から運行を開始しました。ラインカラーは桃色となり明るいイメージがあります。また5050系第1編成から、先頭面の車両番号の左側に四角いアクセントが付けられ、他の5000系グループの編成に波及しています。

当初は8両編成で製造されましたが、東京メトロ副都心線との直通運転に合わせ、10両編成も誕生。10両編成は4000番台が付与されました。10両編成最終増備車は、Shibuya Hikarie号として製造され、他の5050系とは全く異なるデザインとなりました。東京メトロ副都心線との直通運転に合わせ、西武線や東武東上線でも運行されるようになりました。

その後、総合車両製作所の新デザインである、「sustina」の試験車両も誕生し、1両が通常の5050系に挟まれ運行されています。

5000系と同様、車内表示器は、液晶ディスプレイが2台取り付けられています。最初は15インチタイプでしたが、2011年以降製造車から17インチタイプに変更され、15インチタイプも17インチタイプに更新されています。

2020年には8両編成の1編成が10両編成化され、車両番号もすべて4000番台に変更されました。また、2022年から2023年にかけて8両編成の4編成にQ SEATが2両増備され、10両編成化および、4000番台への車両番号変更が行われました。Q SEATの座席指定運行は2023年度内に開始される予定となっています。

2023年3月から東急新横浜線と相鉄線でも運行が開始され、活動範囲が広範囲にわたる形式となっています。

編成外観

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5000系シリーズ東横線用5050系@新丸子

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東京メトロ副都心線との直通運転開始時に8両編成にはステッカーが取り付けられた@自由が丘

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5050系4000番台@都立大学 – 自由が丘

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Shibuya Hikarie号@都立大学 – 自由が丘

行先表示器

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全編成とも行先表示器はフルカラーLEDを採用@元町・中華街

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5000系二次車の側面は幕式と3色LEDの分離タイプ@自由が丘

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5000系からの編入車は、2017年に種別表示がフルカラーLED化された@日吉

客室内

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5050系客室内@元町・中華街

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sustina仕様の車内@菊名

車内表示器

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5000系同様、2台の液晶ディスプレイが取り付けられている@元町・中華街

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4000番台登場時から17インチに変更され、15インチのディスプレイも17インチに換装されている@西武球場前