東急1000系

系列情報

系列名 1000系
該当形式
  • クハ1000形
  • サハ1050形 (形式消滅)
  • デハ1200形
  • デハ1250形 (形式消滅)
  • デハ1300形
  • デハ1350形 (形式消滅)
  • デハ1400形 (形式消滅)
  • デハ1450形 (形式消滅)
製造初年 1988年
最終製造年 1993年
製造車両総数 113両
車両性能
最高速度
120km/h
加速度
3.5km/h/s
減速度(常用)
3.5km/h/s
減速度(非常)
4.5km/h/s
使用路線
  • 池上線
  • 東急多摩川線
直通運転路線 なし
概要

1000系は、日比谷線直通電車に使用されていた7000系の置換えおよび、目蒲線の7200系置換え、池上線のワンマン化のため1988年から投入されました。1000系は、9000系と同じような正面になっていますが、行先表示器の部分が黒くなっています。

東横線に8両編成8本が製造され、その後、目蒲線との共通予備車として、4両編成4本が製造されました。この1000系は1000N系と称されています。その後、池上線への転属を見据えて、20両が目蒲線に投入され、後の池上線ワンマン化に伴い、7200系との入れ替えが行われ、池上線で運転されるようになりました。この1000系は、1000N’系と呼ばれています。その後も1000N系は東横線の編成を4両ずつに分け目蒲線でも使用されていました。また、目蒲線分割に伴って、1000N’系は東急多摩川線でも使用されています。

2013年3月の東京メトロ日比谷線との直通運転休止に伴い、東横線から離脱。離脱した編成を短編成化改造し、1000系1500番台が登場しました。1000系1500番台は池上線、東急多摩川線で運行されています。また、一部の1000N’系も1000系1500番台に改造されています。

編成外観

1000_01.jpg

東横線用1000系@自由が丘

1000_02.jpg

東横線用の一部の編成は、排障器が取り付けられている@元住吉

1000_03.jpg

池上線・東急多摩川線用1000N系。貫通路は中央ではない@久が原 – 千鳥町

1000_04.jpg

池上線・東急多摩川線用1000N’系。排障器が取り付けられている@鵜の木

1000_05.jpg

1000N系。貫通路が中央にあるタイプ@鵜の木

1000_06.jpg

池上線・東急多摩川線用1000N系、1000N’系は表示器がLED化された@池上 – 蓮沼

1000_07.jpg

貫通路が中央にある1000N系も同様にLED化された@石川台 – 雪が谷大塚

1000_08.jpg

1017Fは気になる電車としてリニューアルされた@旗の台

行先表示器

1000_11.jpg

東横線用1000系行先表示器@菊名

1000_12.jpg

池上線・東急多摩川線用1000系行先表示器@蒲田

1000_13.jpg

一部の池上線・東急多摩川線用編成では、ローマ字表記入りの表示器が使用されている@久が原

1000_14.jpg

幕式は全てLEDに変更されている@千鳥町

客室内

1000_51.jpg

1000系室内@日吉

1000_52.jpg

1017Fは化粧板、つり革が木目調に更新され、座席の色も異なる@蒲田

車内表示器

1000_61.jpg

東横線用1000系には2段式電光掲示板が設置されている。車端部は片方のみ。車両中央部は両側に取り付けられている@武蔵小杉

1000_62.jpg

2段式電光掲示板が設置されていないところには、ドア開閉案内が取り付けられている@元住吉